今いるディレクトリを覚えておいて、他のディレクトリに移動したい

pushd 移動先
として移動していくと、移動していった各ディレクトリを覚えて移動している(ディレクトリスタック)たとえば、

pushd ~itimura/test
pushd ~itimura/temp
pushd ~itimura/fig

と移動した場合、ディレクトリスタックには fig, temp, testの順で記憶されている。これを
pushd
とした場合、最初の二つ、すなわちfig とtempをいれかえ、tempに移動する。このやりかたは二つのディレクトリ間で作業する場合に便利となる。つまり、pushdだけで二つのディレクトリ間を往来できる。
popd
をもちいると、一番上のスタックが消されるので、一個一個戻ることができる。